搬送、昇降機用位置測定システム(昇降路情報システム)

概要

ELGO昇降路情報システムは、十分に実証された磁気テープ技術を使って、昇降路内のエレベータのカゴ位置をアブソリュートで正確に測定します。 カゴ位置は迂回などせずに、直接測定しております。

磁気テープ技術は、25年以上もの間、色々な産業・用途で実績を重ねてきました。 その堅牢さのゆえに、厳しい環境条件に対し、最適な技術であります。 エレベータに関して言えば、粉塵・湿気・煙で充満した昇降路にも使えるということです。

スピードについては、機種により違いますが、グラフのように、既に10m/sを越えております。

エレベータと言えば安全性が一番大切です。 近年はUCMとか低周波振動、地震、等々が要求され、弊社でも安全性のアップを第一にやって参りました。
冗長性を幹に、右の様に幾つかの世代があります。

冗長性と、安全回路を追加することによって、進化してきております。

LIMAXシリーズの共通の特徴

アブソリュートコード:
位置は絶対値として保存されています。 従って、電源を一度切った後でも、その間にカゴが動いていても、エレベータのカゴ位置は常時・即利用できます。
簡単で速い組込:
磁気テープは昇降路のどこにでも配置できます。センサーはカゴに組み付けます。 他にどんなコンポネントも必要がありません。磁石、光電管、スチール羽根、その他コンポネントはもう必要ありません。 部品点数が少ないということは、組立工数は低く、メンテナンスも簡単になるということです。
低メンテナンス:
システムそのものは、実質的にはメンテナンスフリーである。 磁気テープのみが、スペアパーツで、もし磨耗したら置き換えが必要である。 一般的には、3-5年ほど持ちます。 その交換も10分もあればできます。
エレベーターの定期点検では、乾いた布で磁気テープを拭くことを推奨します。
堅牢さ:
磁気テープは非常に堅牢です。 少々高温、高湿度でも、粉塵が多くてもテープに記録されているコードが変化してしまうことはありませんし、センサーでの読み取りに影響を与えることはありません。 煙もシステムに影響することは全くありません。 オプションで、センサーはIP65の仕様にできますので、昇降路内の非常に悪い環境に対応することができます。
柔軟性:
LIMAX2 は、その柔軟な組み付け性ゆえに、レトロフィットに非常に適しております。 レトロフィットにおける典型的な課題はスペースです。 LIMAX2は昇降路内の特定の場所に取り付けなければならないということは無いので、自由度が高く、厳しい条件に適合できます。
規模の自由度:
2階でも30階でも、また、高さが5mだろうが120mだろうが、LIMAX2はどんな高さにも合います。 常に、同じセンサーで同じタイプのテープで、他に追加コンポネントは不要です。 基準にするデバイスも不要です。500mまでカバーするハイライズ仕様でも同じ技術を適用しています。
従って、新規の需要にも、また旧型の改修・モダニゼーションにも共に活用頂けるシステムです。

開発者によるLIFT REPORT誌に掲載された記事の翻訳がありますので、興味ある方はご参照下さい。

2013年までの実績

LIMAX の昇降路への適用実績は全世界で123,500です。
エレーベータに使われたテープの長さは1,380 kmです。

仕様 概要

ケース 内容 テープ方式 高さ
[m]
最大速度
[m/s]
Freedom TowerNY 顧客仕様 レールに固定 768 16
1 WTCNY 顧客仕様 レールに固定 410 10
LIMAX33RED 現在の標準
SIL3、TUV認証
吊り下げ 262 10
LIMAX44RED 現在開発中
冗長性、SIL3
階情報出力
テープ/センサ=9mm
SafeBox:ドアオーバーブリッジ、EN81-A3、-21、速度制限、シャフトエンド検出、等の機能
レールに固定
吊り下げ
1536
262
16
10
 
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